ご家庭に不幸があった場合のお正月の迎え方

年末に向かい、慌ただしい日が続きます。神社ではこの時期になると、「近親者に不幸が会った場合、お正月はどうすればいいのか」という質問をよくいただきます。ここでは、「初詣やお祓いについて」と「正月飾り・神棚やおふだについて」それぞれご説明いたします。

初詣やお祓いについて(神社に入れない期間)

近親者に不幸があった場合、血縁関係の遠近によって、おまいり・ご祈祷のために神社に入れない期間は異なります。

もっとも近い「両親」で50日間、「祖父母」・「兄弟」・「おじおば」等は20~30日、「従兄弟」・「甥姪」などでは3日程度、神社に入ることはご遠慮ください。

一般的に「忌期間中は鳥居をくぐらない」と言われているのは、本来「神社の境内に入らない」という意味です。「鳥居をくぐらなければ境内に入ってもいい」という意味ではありません。やむをえず忌期間中に結婚式やお祭りなどに参加される場合は「忌祓(いみばらい)」をお受け下さい。

なお、血縁関係がない場合(近所の方の葬式に出席した等)は全く関係ありません。ただし、葬式に出席した当日は、お祝い事や参拝・御祈祷はご遠慮ください。

正月飾り・神棚やおふだの取扱いについて

「正月飾り」と「神棚・おふだ」とは別のものです。

◇正月飾りや門松などの"新年を祝うもの"は、遠慮いたします。(血縁関係によってご考慮ください)

◇神棚・おふだなどの"神様から日々お守り頂くもの"は下記のようにお取扱いください。

  【同居する家族の葬式を出した場合】

  ◆神棚の取り扱い◆

  50日を過ぎるまでは「忌中」ですので、神棚の正面に白紙を貼り、なるべく触れるのを避けます。50日を過ぎたら「忌み明け」となり、白紙をはずして通常通り神まつりを行います。

  しめ縄を買う機会がないという場合は、忌中の時期に予め購入しておいても構いません。

  ◆お札の取り扱い◆

 「忌中」にお正月を迎えた場合、上記のように「忌み明け」までは神棚に触れないようにします。誰かに頂く・配られた等、忌中に御札を受けた場合は、なるべく触れぬよう白い布や紙などに包んで神棚に上げておき、50日を過ぎてからおまつりをします。

 【同居していない親戚等で葬式を出した場合】

  →親戚(身内)は血のつながりがあっても「別の家」であるため、通常通り神まつりをします。


上記は一例です。地域や各ご家庭の事情に合わせてご考慮ください。

その他ご不明な点等は神明社までお気軽におたずねください。